2021年3月16日(火)11:00~13:00 オンライン事業承継セミナー(無料)『女性経営者が語る、承継の本音と本気』
【 主催 】福井県よろず支援拠点
【 共 催 】女性のための事業承継ステーション Supported by エヌエヌ生命 、福井県事業承継ネットワーク
エヌエヌ生命が「保険金に留まらないサポート」の一つとして支援をする、女性後継者支援団体をつなぐWebサイト「女性のための事業承継ステーション」(※)による共催にて、オンラインセミナーを行います。
当セミナーでは、会社・事業を承継し、女性の視点で先代とは違った取り組みを進める女性経営者の2組をゲストにお招きします。 女性が事業を継ぐ上での苦労や課題、必要な環境づくりや準備、今後の可能性などについて、実体験を元にお話いただくトークセッション形式にて開催します。
詳細は下記よりご覧下さい。
実施要項 [オンライン事業承継セミナー]『女性経営者が語る、承継の本音と本気』
日時:2021年3月16日(火)11:00~13:00
【第1部】11:00~12:20 トークセッション&チャット質問タイム
【第2部】12:30~13:00 フリートーク交流会
形式:オンライン開催
対象:女性事業承継者と予定者、現経営者およびご息女等の承継候補対象となる方 ※男女ともに参加可
・事業承継を済ませた女性経営者
・事業承継を予定している女性
・後継者選定に悩みを抱える現経営者
・承継候補対象となる方
参加費:無料
登壇ゲスト:
伊藤 志乃 様(株式会社MIKURA 代表取締役)
昭和39年祖父が創業した水道土木業で母は経理事務、自身もこの家を手伝う仕事に就くものだと思って育つ。進学上京後、就職結婚を経て、三重県に戻る。母の仕事を見習いながら、将来の事業分野拡大を検討するものの、見つからないまま過ごしているところに、酢の会社の事業承継を持ちかけられる。2015年6月自己資金を出資して資本金1000万円の会社として再建に取り組む。株主としての投資などではなく、全くの異業種からの参入で、自ら営業として酢の製造を学ぶ。販売すること=買ってもらうこと、ではなく、一人でも多くの方にお酢の感動を知ってもらいたい、と紹介する営業スタイルを続けている。
髙橋 裕子 様 (丹生酒造株式会社 代表取締役) 嶋田 明美 様 (丹生酒造株式会社)
1716年創業の清酒「飛鳥井」醸造元である丹生酒造。2015年に蔵元杜氏だった夫を亡くし、300年続く蔵を閉じる危機を乗り越えようと、妻の高橋裕子さんが妹の嶋田明美さんと共に新しい酒造りに挑戦。地元の若手農業士とコラボし、無農薬の飯米「ハナエチゼン」を使った日本酒「さくら鞠子」を商品化。女性の感性を取り入れたネーミングやパッケージ、またかつて蔵の象徴であった伝説の薄墨桜の再生や、環境に優しい自然派農業の後押しといった地域貢献の取り組みに賛同者が集まり、クラウドファンディングで当初目標金額の3倍近くを集めた。コロナ禍で一旦足踏みしているが、いずれは海外や国内大都市圏への販路拡大の想いを抱き、姉妹で蔵の再建を進めている。
モデレータ:
横田 響子 様(株式会社コラボラボ 代表取締役 / お茶の水女子大学 客員准教授)
1999年株式会社リクルート入社。営業・新規事業および事業企画を経験後、2006年㈱コラボラボ設立(現職)。女性社長.net(会員約2800名※2020年8月現在)、「J300」など女性社長を応援する企画に注力。Forbes Japan「未来を創る日本の女性!フォーブスが選ぶ10人」等選出。男女共同参画重点方針専門調査会、総務省自治体戦略2040構想研究会、第32次地方制度調査会、財務省財政制度等審議会など男女共同参画、行財政改革から地方自治分野まで多数委員を歴任。著「女性社長が日本を救う!」(マガジンハウス発行)
※女性後継者支援団体をつなぐウェブサイト「女性のための事業承継ステーション」
事業承継により経営者となった女性、および承継を予定する女性を支援する団体の、情報一元化を図り、参加団体間の連携を強化し支援活動の活性化を促すとともに、事業承継した女性たちへ適切に支援の手が行き届く体制を目指して、2020年4月にオープンしました。さらに、女性の事業承継者(承継予定者含む)に向け、関連イベント案内など有益な情報一元的にお届けし、事業承継した女性たちへ適切に支援の手が行き届く体制を目指しています。